ベトナムでのスマホ事情について
おひさしぶりです。Henericoの山下です。
さて、本当は開発をもっとやらなければいけないのですが
プライベートでベトナム(ホーチミン)にいってきました。
よく日本でスマホ片手に画面をみて歩いている人がいると思うのですが、
正直そんな人殆どみず、電車の中で4~5人が片手にスマホ持っている風景は
まだマイナーな風景なんだなと実感しました。
ここで、ベトナムではなぜスマホいじっている人がいないのかをちょっと考えてみました。
そもそもですが、まず普及率が低いのではないかと思います。
日本でだいたい20%らしいので、ベトナムだとせいぜい10%程度でしょうか。
ただ、そこからさらに「スマホを持っていた時に使うかどうか」を決定する要因として
「周りを見ないで(スマホの画面を見るのに集中しても)大丈夫なくらい安全か?」ということがあげられるとおもいます。
安全性というとよくわからないので、ベトナムの場合で考えてみましょう。
①交通手段から見る安全性
まずベトナムは 交通手段がバイクが多いです。
電車が発達していて、車を運転する必要のない東京とは大違いですね。
(参考画像)
上記のようにバイクが車道にあふれていて、歩道とかもよく走っているので
歩くときはちゃんと道みて歩かないと危ないのです。
で、日本とかだとたまに車の中で携帯をいじっている人とかいると思うのですが
そもそも車がほとんど走っていないです。
で、バイクは上記のような感じなので、携帯いじりながらのバイクの運転は難しいです。
②治安からみる安全性
じゃあ、どこかに座ってスマホをいじれるかというと
ベトナムではスマホをいじっていると
・・・なんとひったくりにあってしまうのです。
ベトナムのスマートフォン事情
http://sddmem.jp/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E8%A8%98%E4%BA%8B/170.html
じゃあ、持っている人はどこでいじっているの?という話ですが
カフェにしかいません。
しかもそこそこおしゃれな高価格帯カフェにしかいません。
あともしかしたら家とかだったらいじっているかもしれません。
個人的には、いくら富裕層が増えたとしても上記の環境のように
スマホが堂々と使いにくいと、例えば日本のような安全な国と比べてスマホの画面を見てくれる時間は少なくなってしまうのではないかと思います。
スマホの普及というと、いかにスマホを購入できるくらい富裕層が増えるか
といった点に目が行きがちですが、安全性から
その国の人が堂々とスマホを使える環境があるかといった点もスマホの利用時間の増大を目指すには必要な観点だと通づく思いました。
旅行をすると、特に途上国では
自分にとっての当たり前が全然当たり前ではなくなるので
とても面白いです。